こんにちはMassaです。
突然ですが、私は初対面の人やあまり関係のできていない人との最初の会話が苦手です。
例えば仲の良い友人が彼の友達を私に紹介してくれた時などで不意に友人がトイレなどで席を這うしてしまうなんて事があるじゃないですか、そういう時どうにもこうにも会話に困って少し気まずい雰囲気になってしまったりするんですよね。
相手の方が話し好きで色々話してくれるとありがたいのですが、そうでない場合は相手とどんな話題を話したらいいのか、どんなことは聞いての良いのか分からなくなってしまうんです。
よく雑談の切り口に天気の話とか当たり障りのない話をして会話の糸口を探したりしますが、大抵は話が続かなくてまたしばらく緊張感に包まれた時間を過ごすという地獄の様なループに陥ってしまうなんて事皆さんもありませんか?
今回は私が良く通っている居酒屋さんで出会った誰とでも仲良くなる会話術を持った方のお話です。
雑談上手
私がよく通っている居酒屋はカウンターが10席くらいと4〜6名がけのテーブル席が2席の小さなお店です。
人気はカウンター席でそこに座ればマスターを介してみんなが会話に混ざってきていつの間にか仲良くなってしまうというちょっと前に流行った居酒屋ドラマそのものの様なお店なんです。
そんなある日マスターがカウンターに顔を出せないほど忙しい日があったんです。
カウンター席もほぼ満席で私の隣が1席だけ空いている様な状況だったのですが、そこにその彼が「ここいいですか?」と声をかけてきたので「空いてますよ」といった感じで初めて隣同士で飲むことになったんですね。
いつもならマスターが中心になってカウンター席のお客さんと話しながらみんな盛り上がるのですがその日はマスターも裏に入ったきり出てきません。
しかもカウンター席には殆ど知らない一見さんばかりで常連は彼と私くらい・・・。
とりあえずいつもの様に常連さん恒例の挨拶がわりの乾杯をするのですが、その後は頭の中はグルグル「何を話そう・・・」とか「なんか聞いたほうがいいのかな・・・」とか酔も回ってないから変に緊張してしまって私からうまく会話をスタートさせる事ができません。
相手の方も以前お会いした時はどちらかというと温厚であまり前のめりにしゃべる様な方ではなかった様な気がしていたので正直「困ったな・・・」と思っていました。
ところが
お会いするのお久しぶりですよね。
と彼の方から先に声をかけてくれたんです。あまり喋らない方だと思っていたので少し驚きましたが、「そうですね、お久しぶりですね・・・」
や、やばい・・・会話が終わる・・・
すると相手が
そういえば前回ここでお会いした時に釣りのお話しされていましたが、あれから釣りには行っているのですか?
と話を切り出してくれました。
実は前回会った時と言っても少し席は離れていたし常連さんどうしの雑談でのことでしたからまさか覚えてくれているとは思わずちょっと嬉しくなって私も自然と話をする事ができたんです。
そしてしばらく前回この店で会った時のことを話していたのですがそのうち会話が途切れると、彼は今度は反対に座っていたお客さんと自然に話し始めているんです。「あれ?知り合いだったのかな?」と思って後で聞いてみたら「初対面ですよ」ってw
でこのとき思ったんです。
「おお!この人雑談上手だな〜!」ってw。そういえば最近Youtube動画でメンタリストDaiGoさんが「会話スターター」と言う会話テクニックで雑談が上手になるって動画見たなぁ。
科学的に正しい雑談のはじめ方【会話スターター】
いい機会だから彼の会話技術をちょっと観察させていただきましたw
聞き上手
私は彼があまり話をしているイメージはなかったのですが、それもそのはず彼は自分が話すことよりも相手から話を聞いている事が多かったのでその様に感じていたみたいです。
彼が会話をしているのを観察していると、だんだんと彼の話を聞く手順みたいなものが見えてきました。
- 当たり障りのない質問をする。
- その答えに興味を持つ。
- さらに深掘りする様なことを聞く。
- その事に感心して相手を褒める。
- 相手は気分が良くなって彼に好意を抱いてさらにいろいろなことを話す。
なるほど・・・
先ずは相手と共有できそうな質問をしてその事に興味を持つ事が相手からの話を引き出すコツの様ですね。
ピンポンルール
DaiGoさんの動画では相手との会話比率が4:6〜6:4くらいに収まると良いと言っていましたよね。
彼がそれを意識して話しているかどうかはわかりませんが、適度に自分の話を混ぜながら相手に質問をしていくと言うスタイルで話をしている様なんですね。
なので会話のバランスが良くてお互いに相手に対してどんどん興味が湧いてきて自然に相手に対する質問が出てくるのはとても心地が良い感覚でしたね。
いつもなら「この人とは気が合うなぁ」と言う感覚なんでしょうけど、彼の場合は他のお客さんとも同じ様に楽しく会話をされていてみんなから好かれている様でしたので、雑談がとても上手な方なんだなと思いました。
相手が興味を持っていることを引き出す
彼との会話で私が自然と話をできたきっかけが以前私が話していた趣味について聞いてきた事でした。
以前に話していたことを彼が覚えていたという洞察力の凄さもあるのですが、初対面の人との会話でも相手にちょっとだけ自分の事を話したり、相手が拘りの有りそうな持ち物や相手から興味のありそうなキーワードが聞こえて来た時ごく自然に会話に入っていくんですね。
そしてどのお会話にも共通する事が相手が興味を持っている事を引き出しているということでした。
なるほど!だから相手は自然と自分の興味のある事を話し出すので会話が盛り上がっていくんですね。
でも・・・最初の切っ掛けを作るのって勇気がいるし難しいですよね。
切っ掛けになる話題とは?
切っ掛けになる話題って結構悩むんですよね。
会話上手な彼は初対面の人とどんな会話をするのかちょっと聴いてみました。
すると
うーん、あまり気にした事がないのですが最近あった事とかちょっと気になった事なんかを話していますね。
でもその話に相手があまり興味を示さなかったら話が続かなかったりしませんか?
その時は相手に聴いちゃいますね。「最近何か面白いことありませんでしたか?」って
ほう!その手があったかぁ!
会話の切っ掛けは自分の感情の動いた様な話を少しして相手にも似た様な体験をして無いか聞くのが良さそうですね。
その後の展開は?
会話の始め方は分かったけど広げ方って難しいですよね。
いや、実はそうでも無いんですよ。私の場合いくつかネタを用意しているんですよ。
例えば私音楽が趣味でして・・・
あ、私も趣味でバンド組んでます!
ね!こんな具合に何かしらで繋がっちゃうんですよ。こんな感じで自分の興味のあることや体験談なんかを用意しておいて相手が興味を示しそうなもの探っていくんですよね。
そうですね、そこはもうバランスですよね。相手がマニアなら相手に感心しながら自分の知らない事を色々聞いちゃいましょう。きっと相手は得意になって話してくれますよね。もし逆にこちらの情熱が強い事だったらちょっと冷静になって相手が一緒に楽しみたくなる様に楽しく分かりやすく話してあげる事に注意をすればきっと相手も「もっと知りたい!」って思ってくれますよ。
そうですね!ありがとうございます!!これで私も雑談が楽しく感じられそうです。
まとめ
今回は雑談の上手な方とメンタリストDaiGoさんの動画から雑談について教えていただきました。
やはり雑談にはちょっとしたコツがあったんですね。
以下にまとめてみました。
- 最初は最近自分の周りで起こったことや感じたことまたは相手の興味がありそうな物やキーワードに対して切り出す。
- 相手の興味に対してこちらも興味を持つ。
- その話を深掘りする様なことや疑問に思ったこと、分からない事は積極的に聞く。
- 相手の話を尊重する。
- 話のネタをいくつか用意しておいて相手との共通の興味を探り出す。
- 相手との興味の度合いが違っ他場合、相手の熱量が上なら聞き役に回る。熱量が下なら明るく楽しく分かりやすくを大事に相手がもっと興味が出る様な話しを心がける。
いかがでしたでしょうか?これで雑談は怖くなくなりましたねw。
明日からこのテクニックを使って一緒に雑談マスターになっちゃいましょう。
2021年3月31日 Massa
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